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○２０１６年９月２２日(木）

・日本のアニメ映画「君の名は」を見ました。率直な感想として、絵がきれい、音楽と映像がマッチしている。本当にどかかにありそうな田舎の風景。　　ストーリーは一回見ただけではよく理解できなかったので２回見ました。何度でも見れそうな気がします。映画館は幅広い年代層でした。今年見た映画の中でベスト３に挙げてもいいと思います。

　


○本日は２０１６年９月１８日（日）　雨です。最近見た映画をずらずらと書かせていただきます。

プラダを着た悪魔　２００６年公開　アンハサウェイとメリルストリープが出演　アンハサウェイは本当に美しい。ハッピーエンドか？
深夜食堂　２０１５年公開　小林薫主演　オムニバス形式　味があってほんわかさせられます。
漫才ギャング　２０１１年公開　佐藤隆太　上地雄輔　漫才コンビを目指します。
ポーラーエクスプレス　２００４年　フルCGアニメです。トムハンクスが何役もしています。子供さんとみてもいいですが、アニメが少しグロテクス感があります。
スウィート・ノベンバー　２００１年　シャーリーズ・セロン　キアヌ・リーブス主演のラブコメデーですが、最後の終わり方は心に残ります。評価が低かったらしいですが、良かったです。
スペース・カーボーイ　２０００年公開です。クリント・イーストウッド主演・監督です。　現役を退いたおじーさんパイロットが地球の危機を救うためにスペースシャトルで宇宙に出て行きます。昔の映画ですが上出来です。
グランドイルージョン　見破られたトリック　２０１６年公開　マーク・ラファロが出演しています。大がかりなトリックと最後の大仕掛けが圧巻でした。
ゴーストバスターズ　２０１６年　リバイバル映画です。過去の映画の出演者が顔を添えています。3Dで見ましたがそれだけの価値があります。
ゴーストバスターズ　１９８４年　元祖ゴーストバスターズです。撮影技術は今から見ると稚拙ですが、ストーリーは面白いです。２回見ました。
パセンジャーズ　２００９年　アンハサウェイが出演のスリーラー映画です。１回見ただけでは分かりませんでした。意味深の映画です。
シングストリート・未来への歌　２０１６年　ジョン・カーニー監督です。アイルランドを舞台としたミュージック青春映画

ダブリンの街角で　２００６年公開　ジョン・カーニー監督の作品です。後に続く映画の初めての作品です。有名になるこをを夢見て、最後は別れ。
じーんとくる映画でした。
はじまりのうた　２０１３年　　ジョン・カーニー監督　キーラ・ナイトレイ、マークラファロが主演のミュージック映画　ブルーレイもCDサウンドトラックも購入しました。今年見た映画ではベスト１０です。

シン・ゴジラ　２０１６年　３回見ました。通常版、IMAX、4D版　ゴジラ映画です。今年のベスト３です。


TOO　YOUNG　TO　DIE　２０１６年　長瀬智也主演のロック？映画　　うん？

アリス・イン・ワンダーランド　時間の旅　２０１６年　ジョニーデップ、ミア・ワシコウスカ、アンハサウェイが出演　通常版と3D版を見ました。
アリス・イン・ワンダーランド　２０１０年　　ジョニーデップ、ミア・ワシコウスカ、アンハサウェイが出演　不思議の国アリスが原作
インディペンス・デイ：リサージエン　２０１６年　ジェフ・ゴールドプラム、リアム・へムズワース、ビル・プルマンが主演の超大作　通常版と3D版を見ました。
インディペンス・デイ　１９９６年公開　２０年前になります。

１０　クローバーフィールド・レーン　２０１６年　メアリー・エリザベス主演の恐怖映画です。最後になるまで結末が分かりません。はらはらどきどき
クローバーフィールド/HAKAISYA　２００８年公開　ハンドカメラを用いた恐怖映画です。怪獣映画？　最後はどうなったのかしら。J・Jエイブラムスが制作に関わっています。

恋のためらい/フランキーとジョニー　１９９１年公開　アル・パチーノ　ミシェル・ファイファ主演の　ラブコメデーです。


コップ・アウト　２０１０年公開　ブルース・ウィルス　トレイシー・モーガン主演　コメディ刑事映画

キャット・ウーマン　２００４年公開　ハル・ベリー主演

　　
地下鉄(メトロ）に乗って　２００６年公開　堤真一、岡本綾、大沢たかお、常盤貴子が出演　地下鉄の駅を出たら過去にタイムスリップしてしまうというストーリーです。今は引退してしまった、岡本綾がいい味を出しています。

マッドマックス　怒りのデスロード　２０１５年公開　シャーリーズ・セロン、トム・ハーディー　マッドマックスシリーズです。２７年ぶりに製作された第４作
大がかりなカーアクションが見物


６４前編、後編　２０１６年公開　小説版の映画化です。小説と映画ではラストが異なります。

クリーピー偽りの隣人　２０１６年公開　西島秀俊　竹内結子　香川照之　川口春奈　クリーピーという言葉を初めて知りました。不気味な映画です。小説が先に公開されています。後から小説を読みましたが、結末は小説とは全く異なります。




○本日は　２０１６年３月２７日　昨日映画館に行ってきました。
　バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生というタイトルです。
　バットマン、スーパーマンそしてワンダーウーマンが登場します。
　3D日本語吹き替え版でしたが、所々ストーリーが分からなくなりました。
しかし、迫力は満点でした。


○本日は　２０１６年３月　６日　このページの久しぶりの更新です。


　昨年から映画を劇場等で頻繁に見るようになりました。
　等と書いたのは、ブルーレイや、amazonプライムの会員あればビデオ等が見放題なのです。

　００７シリーズ全て見ることができました。

　最近はまっているのが００７シリーズです。昨年００７スペクターを劇場で見てからはまり出しました。そしてブルーレイの購入。見出すとストーリーや続きが気になります。字幕を見たり日本語版を見たり、この点ブルーレイ等のソフトは見返しができて便利です。

３月２７日現在の状況です。

いろんな人がジェームスボンドを演じていますが、趣があって面白いです。




○本日は、２０１０年１月１１日　このページの更新も全くできていませんでした。

3D映画のアバターが気になるところです。

とりあえず、最近見た映画を覚えている範囲で書き出したいと思います。

２０１０年１月１０日・・レイトン教授と永遠の歌姫・・ストーリーが分からなかった。

２００９年１２月２３日・・『のだめカンタービレ 最終楽章 前編・・ストーリーが分かれば・・福士　誠二に注目


２００９年１１月２３日・・笑う警察・・・大森南朋がいい演技をしていました。
２００９年１１月２２日・・ゼロの焦点・・西島　秀俊に注目
２００９年５月４日・・名探偵コナン 漆黒の追跡者（チェイサー）

今日は２００５年９月××日です。
　この映画のページも１年ぶりです。
　２本出ての映画を見てきました。
　シャル　ウイ　ダンスとオペラ座の怪人です。
　今年に封切られた映画ですが、ちょっと前の公開です。
　シャル　ウイ　ダンス？は、１９９６年に役所　広司が主演のダンス映画ですね。
　テレビでも２回？ほど放映されました。
　竹中　直人と渡辺　えり子がアクティブなダンスを見せていました。
　今日見たのは邦画ではなく、この映画をリメイクした洋画です。
　プリティーウーマンで主演した、リチャード・ギアが主演でした。
　リメーク版なので、ストーリーは日本をアメリカに置き換えたものですが、楽しい映画でした。必見だと思いました。
　下の表は日本版と対比したものです。
　機会があれば是非ご覧下さい。
　

もう一本はオペラ座の怪人です。
劇団四季等で演じられているようですね。
自分は全くストーリーを知りませんでした。
あらかじめ、頭にストーリーを入れておくのとでは見方が変わったかもしれません。
２時間を超える大作で、ミュージカルものです。
このような映画は、DVDやビデオとし自宅で見るのではなく、大画面で大音響で見るべきものだと思います。

一部うとうとしてしまいましたが、どんどん引き込まれていく、サスペンス兼恋愛映画と言えます。これも必見でした。
助演の女性が元明石家さんまの奥さんである大竹しのぶに似ていました。　

　

以下は、2004年記述です。

　本当に久しぶりに祇園会館に映画を見に行きました。祇園会館は、京阪四条駅下車して東に歩き、ちょうど八坂神社石段下にあります。
　高校時代、大学時代とよく足を運びました。なぜならば、２、3本立ての名画を低価格で見られたからです。
　今日は、新聞で上演時間と、インターネットで簡単に内容を確かめて劇場に向かいました。ただし、ストーリーは全く頭に入っていませんでした。
　映画は、「コールドマウンテン　R15」　と　「恋愛適齢期」の2本立てです。R15というのが何故か気になりました。

　まず最初が「コールドマウンテン」でした。映画の時代背景がアメリカの南北戦争で、映画の冒頭から生々しい戦争シーンでスタートし、15才未満の者は鑑賞できないということが分かりました。
　戦争、同じ国民同士の殺戮、裏切り、身近な動物たちは、人間が生きていくために必要な物（さずけ物）等が頭にあればショックは少ないでしょうが、恋愛映画とはいえ、非常に胃に重たい映画でした。

　主演女優は、Nicole Kidman　ニコール・キッドマンです。インターネットで主演作を調べて見ました。

Nicole Kidman　ニコール・キッドマン

１９８２年「BUSH CHRISTMAS」
１９８３年「PRINCE AND THE GREAT RACE」
１９８４年「ＢＭＸアドベンチャー」
１９８５年「アーチャーズ・アドベンチャー」
１９８６年「陽のあたる街角」「世紀末ゲーム」
１９８７年「誘惑の香り」「ウィンド・ライダー」「NIGHT MASTER」
　　　　　「シャドウ・オブ・ブロンド」
１９８９年「デッドカーム戦慄の航海」「最も危険な悪女」「囚われた女」
１９９０年「デイズ・オブ・サンダー」「ニコー

ル・キッドマンの恋愛天国」
１９９１年「ビリー・バスゲイト」
１９９２年「遙かなる大地へ」◇
１９９３年「冷たい月を抱く女」◇「マイ・ライフ」◆
１９９５年「バットマン・フォーエヴァー」◆「誘う女」◇
１９９６年「ある貴婦人の肖像」
１９９７年「ピースメーカー」◇
１９９８年「プラクティカル・マジック」◇「アイズ・ワイド・シャット」◇
２００１年「アザーズ」◇「ムーラン・ルージュ」◇
　　　　　「パニックルーム」（声）
２００２年「バースデイ・ガール」◇「めぐりあう時間たち」←この映画も昨年見ましたが、非常に重々しい（軽くはない）映画でした。◇
２００３年「ドッグヴィル」◇「白いカラス」◇「コールドマウンテン」◇

　内容、出演者、ストーリーもインターネットにより後で調べたところ次のとおりです。

たった一度の口づけで、おたがいが運命の相手だと知ったインマンとエイダ。
南北戦争によって引き裂かれたふたりは、堅く心に誓いあう。インマンは、死を賭けてエイダの元に帰り着くことを。エイダは、何があっても彼の帰りを待ち続けることを。そのときから、ふたりの長く壮絶な試練の日々が始まる......。
　アカデミー賞９部門を受賞した『イングリッシュ・ペイシェント』で文芸ロマンの巨匠の座を不動のものにしたアンソニー・ミンゲラが、ジュード・ロウ、ニコール・キッドマン、レニー・ゼルウィガーという当代最高のキャストを迎えて放った『コールドマウンテン』。全米公開と同時に絶賛の嵐を巻き起こし、2003年度のゴールデン・グローブ賞で最多の８部門、英アカデミー賞で13部門にノミネートされた本作は、全米図書賞を受賞したチャールズ・フレイジャーのベストセラー小説の完全映画化。恋人が待つ故郷に向けて500キロの道のりを歩み始めた男と、彼を待つためにその場所を離れまいと誓った女が、ただひとつの愛を貫くために繰り広げる生の闘いを、壮大なスケールの叙事詩として描きあげた至高のラブストーリーである。
　何度も死の危険と遭遇し、誘惑や裏切りの試練にさらされながら、ひたすら故郷への道を歩み続けるインマン。ホメロスの『オデュッセイア』を彷彿させる彼の過酷な旅路を、戦争の傷跡を物語るエピソードと共にたどるドラマは、いっぽうで、深窓の令嬢から大地の女に生まれ変わっていくエイダの劇的な成長ぶりを情感豊かに描き出し、見る者の心を揺さぶり続ける。そんなふたりの心を結び合わせるシンボルとして、そびえ立つコールドマウンテンの荒削りな美しさ。それと呼応するように、極限まで研ぎ澄まされたインマンとエイダの愛。その純粋にして崇高な輝きを、格調の香り高い映像詩のなかに封じ込めた本作は、21世紀に誕生した本格ラブストーリーの最高峰として、永く映画ファンのあいだに記憶されるものとなるだろう。

Cast:
■二コール・キッドマン
■ジュード・ロウ
■レニー・ゼルウィガー
■ドナルド・サザーランド
■フィリップ・シーモア・ホフマン
■ナタリー・ポートマン


Staff:
■監督・脚本：アンソニー・ミンゲラ
■原作：チャールズ・フレイジャー
■製作：シドニー・ポラック、ウィリアム・ホーバーグ、アルバート・バーガー、ロン・イェーザー
■撮影監督：ジョン・シール
■編集：ウォルター・マーチ
■衣装：アン・ロス
■音楽：ガブリエル・ヤール



Story:
南北戦争末期の1864年。南軍兵士としてバージニア州の戦場に送られたインマンは、ゲリラ戦に出撃を命じられた結果、瀕死の重傷を負って病院に収容される。回復を待つあいだ、彼の脳裏に浮かぶのは、３年前に離れた故郷コールドマウンテンの懐かしい情景。そして、出征前にたった一度だけ口づけをかわした恋人エイダの面影だった。この世にひとつだけ確かなものがあるとしたら、それは彼女への愛をおいて他にない。その思いに駆り立てられたインマンは、脱走兵として死罪に問われるのを覚悟で、故郷への道を歩み出す。いっぽう、その間に父を亡くす不幸に見舞われたエイダは、生活の手段を失い、窮地に立たされていた。明日の食べ物にも事欠く苦境のなか、インマンとの再会だけを心の支えに生きるエイダ。そんな彼女に、救いの手をさしのべる流れ者の女ルビー。彼女の指導を受け、辺境の地で生き抜く術を身につけたエイダは、顔に刻まれた日焼けの跡と共に、次第にたくましさを増していく。そしてついに、エイダの元へ、インマンが帰り着く日がやって来る......。

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　次の映画は「恋愛適齢期」という題名で、最初の映画に比べるとコミカルな大人の映画という感じがしました。
　ジャック・ニコルソンとダイアン・キートンという大俳優が演じました。

　同じく主演作品を調べて見ました。

JACK NICHOLSON　ジャック・ニコルソン

１９５６年「お茶と同情」
１９６１年「青春のさまよえる時」
　　　　　「ジャック・ニコルソンのダーティ・ライダー」
１９６２年「リトル・ショップ・オブ・ホラーズ」
１９６３年「忍者と悪女」「古城の亡霊」
１９６５年「ミスタア・パルバー」
１９６７年「爆走！ヘルスエンジェルス」「マシンガン・シティ」
１９６８年「ジャック・ニコルソンの嵐の青春」
１９６９年「イージーライダー」
１９７０年「晴れた日に永遠が見える」
　　　　　「ファイブ・イージー・ピーセス」
１９７１年「愛の狩人」
１９７４年「さらば冬のかもめ」「チャイナタウン」「トミー」
　　　　　「さすらいの二人」
１９７６年「おかしなレディキラー」「カッコーの巣の上で」
　　　　　「ミズーリ・ブレイク」「ラスト・タイクーン」
１９７８年「ゴーイング・サウス」
１９８０年「シャイニング」
１９８１年「郵便配達は二度ベルを鳴らす」「レッズ」
１９８２年「ボーダー」
１９８３年「愛と追憶の日々」
１９８５年「女と男の名誉」
１９８６年「心みだれて」
１９８７年「イーストウィックの魔女たち」
　　　　　「ブロードキャスト・ニュース」「黄昏に燃えて」
１９８９年「バットマン」
１９９０年「黄昏のチャイナタウン」
１９９２年「お気に召すまま」「ア・フュー・グッドメン」「ホッファ」
１９９４年「ウルフ」
１９９５年「クロッシング・ガード」
１９９６年「夕べの星」「マーズ・アタック！」
１９９７年「恋愛小説家」
１９９９年「ビートニク」
２００１年「プレッジ」◇
２００２年「アバウト・シュミット」◇
２００３年「Ｎ．Ｙ．式ハッピー・セラピー」◇「恋愛適齢期」

DIANE KEATON　ダイアン・キートン

１９７０年「ふたりの誓い」
１９７２年「ゴッドファーザー」「ボギー！俺も男だ」
１９７３年「スリーパー」
１９７４年「ゴッドファーザーＰＡＲＴ�U」
１９７５年「愛と死」
１９７６年「可愛い女」「ニューヨーク・一獲千金」
１９７７年「ミスター・グッドバーを探して」
　　　　　「アニー・ホール」◇アカデミー主演女優賞
１９７８年「インテリア」
１９７９年「マンハッタン」
１９８１年「レッズ」
１９８２年「WHAT DOES DORRIE WANT?」「シュート・ザ・ムーン」
１９８４年「リトル・ドラマー・ガール」「燃えつきるまで」
１９８６年「ロンリー・ハート」
１９８７年「ラジオ・デイズ」「赤ちゃんはトップ・レディがお好き」
１９８８年「情熱の代償」
１９９０年「THE LEMON SISTERS」「ゴッドファーザーＰＡＲＴ�V」
１９９１年「花嫁のパパ」
１９９３年「マンハッタン殺人ミステリー」
　　　　　「ベイビー・トーク３／ワンダフル・ファミリー」
１９９４年「ラスト・フライト」
１９９５年「花嫁のパパ２」
１９９６年「マイ・ルーム」「ファーストワイフ・クラブ」
１９９７年「イン・マイ・ライフ」
１９９９年「カーラの結婚宣言」
２０００年「電話で抱きしめて」
２００１年「フォルテ」
２００３年「恋愛適齢期」

インターネットで調べたストーリー等は次のとおりです。

エリカは54歳のバツイチ独身女性。仕事は劇作家でかなりの売れっ子。ある日海辺の自宅兼仕事場に戻った彼女は、そこで半裸の怪しげな男を見てびっくり仰天。自分より年上のその男が、娘のボーイフレンドだと知って二度びっくり。自立した娘がどんな男と付き合おうと文句を言う筋合いではないが、これってあまりにもバランスが悪いんじゃないの？　そんな不満が収まらぬうちに、ハリーというそのお相手が心臓発作でぶっ倒れる。いちいちはた迷惑な男なのだ。病院嫌いのハリーは強引に退院を決めるが、医者の目の届くところで安静にしろと言われて、行くところはエリカの家しかない。こうしてエリカは、この図々しい女たらしのハリーと同居せざるを得なくなってしまう……。

　63歳の独身貴族ハリー・サンボーンをジャック・ニコルソンが演じ、人気劇作家エリカ・バリーをダイアン・キートンが演じたラブ・コメディ。キートンはこの映画でアカデミー主演女優賞にノミネートされているが、そのまま受賞してもおかしくない名演技。というより、これはもう演技なんてものを突き抜けて、スクリーンの中にエリカという女性が本当に生きている感じさえする。彼女の自然体の芝居に比べると、ニコルソンは芝居が少々ねちっこいし、妹役のフランシス・マクドーマンドも演技の存在を感じさせすぎる。もちろん彼女は演技をしていないわけではなく、劇中には役者としての見せ場もたっぷりあってそれを楽しんでいる気配も感じられる。特に恋に破れた彼女が大泣きしながらその体験を新作戯曲に取り込んでいくくだりは傑作。恋に溺れながら、どこかでそれを突き放して見てしまう大人の恋心。それが映画を観る人を大いに笑わせ、同時に泣かせてくれるのだ。

　観ていて気持ちいいのは、脚本がよくできているからだろう。台詞がいちいち洒落ている。登場人物たちの人物像も魅力的に描かれている。高血圧、心臓発作、バイアグラ、老眼鏡といったシニア・アイテムを、巧みに恋の小道具にしているのがうまい。老眼鏡が恋を語るなんて、いったい今まで誰が思いついただろうか。製作・監督・脚本はナンシー・メイヤーズ。前作『ハート・オブ・ウーマン』もしゃれたロマンティック・コメディだったけれど、今回の映画はそれ以上にずっと洗練された男と女の恋愛映画になっている。

　恋愛映画を甘ったるくてベタベタしたものだと思ったら大間違い。恋には辛・酸・甘・苦・渋、すべての味が含まれているのです。この映画はそんな恋の味わい深さを、人生の味わい深さと巧みにブレンドした大人向けのカクテル。映画には少しギクシャクしたところもあるが、そこをベテラン俳優たちの芝居で乗り切っていく力強さ！

　キアヌ・リーブスはいい役だが、主役ふたりに貫禄負け。キアヌが演じた医者がもう少しふくらむとさらにいい映画になったと思うけど、完璧な映画は滅多にないものだ。

（原題：Something's Gotta Give）

全女性に捧げる、アカデミー受賞コンビが魅せるコミカルな恋愛物語

若者の恋愛映画に興味ないわ･･･と思われている方に、是非おすすめしたい作品の登場だ。主人公は、バツイチで50代半ばの人気女性脚本家。演じるのは、『アニー・ホール』(77)でアカデミー賞主演女優賞受賞、過去『レッズ』(81)や『マイ・ルーム』(96)でもノミネートされているダイアン・キートン。本作でも、今年度のゴールデン・グローブ賞（ミュージカル／コメディ部門）最優秀主演女優賞を受賞しており、アカデミー賞にもノミネートされている。共演の、若い女性にしか興味のない年上プレイボーイ役は、通算12回（！）もアカデミー賞にノミネートされており、『カッコーの巣の上で』(75)、『恋愛小説家』（97)でアカデミー賞最優秀主演男優賞、『愛と追憶の日々』（83)で最優秀助演男優賞を受賞している、ジャック・ニコルソン。この実力派コンビに加え、『マトリックス』シリーズで全世界を魅了したキアヌ・リーブスが、年上の女性に恋するさわやかな青年医師役で登場。他に『ファーゴ』(96)でアカデミー賞最優秀主演女優賞を受賞したフランシス・マクドーマンドも出演しており、まさに演技派勢揃いといった趣だ。
監督・脚本・製作は、ナンシー・メイヤーズ。メル・ギブソンとヘレン・ハント共演のラブコメディ『ハート・オブ・ウーマン』(00)で、男性上位主義を覆し女性の本音を描き出した彼女が、今回も痛快さと心地よさを味わわせてくれる。
50代半ばの恋･･･そこには、初恋のようなときめき、若い頃の恋にはない冒険心、自分でも思いもよらなかった発見やとまどい、切なさ、そして涙･･･と色々な要素が溢れている。彼女が自分を守る為に張り巡らせていた鉄壁のガードを崩すのは、「若さ」と「美貌」を兼ね備えた若者なのか。それとも、「経験」と「包容力」を持ち合わせた年上のプレイボーイなのか･･･。いずれにせよ、人はいくつになっても恋するもので、またそれが可能なのだと痛感させられる作品。「恋に年齢は関係ない！」という台詞が耳に残る。
余談だが本作は、最後の最後にまでサプライズが隠されている。エンドロールの最後の曲に耳を傾けていただきたい。劇中でも効果的に使用されている「La Vie en Rose〜バラ色の人生」、歌っているのは･･･聴いてのお楽しみとだけ書いておこう。（藤沢ともこ）


STORY

いくつもの会社を経営する63歳の敏腕独身富豪のハリー・サンボーン（ジャック・ニコルソン）は、３０歳以下の若い女性としか付き合わないプレイボーイ。ある日、若い新しい恋人マリン（アマンダ・ピート）と、二人だけの楽しい週末を過ごそうと、ニューヨークのハンプトンビーチにある彼女の母親の別荘を訪れたが、週末を自分の別荘で過ごそうとしていたマリンの母親、エリカ・バリー（ダイアン・キートン）と彼女の妹ゾーイ（フランシス・マクドーマンド）とハチあわせしてしまう。自分と同年代の男性を、まさか「娘のボーイフレンド」だと思いもしないエリカは、ハリーを強盗と間違えてしまう。勘違いしたお詫びに･･･と４人で夕食をとるが、気まずい空気が漂う。
夕食後、なんとハリーは急に心臓発作で倒れ、病院に運ばれてしまう。急患担当の医師、ジュリアン（キアヌ・リーブス）の診断は「病状が落ち着くまで安静に」。ハリーはエリカの別荘で、体調が快復するまで居候する事になってしまった･･･。
誰にも邪魔されずに過ごす為にきた別荘に、若い女性しか眼中にない「招かれざる客」ハリーと共に生活しなければならなくなってしまったエリカ。そんなエリカに恋心を抱くジュリアンも加わって･･･ 奇妙な三角関係の行方は？

CAST

ハリー・サンボーン：ジャック・ニコルソン
エリカ・バリー：ダイアン・キートン
ジュリアン・マーサー博士：キアヌ・リーブス
ゾーイ：フランシス・マクドーマンド
マリン：アマンド・ピート
レオ：ジョン・ファブロー
デイビット・クライン：ポール・マイケル・グラーザー

STAFF

監督・脚本・製作：ナンシー・メイヤーズ
製作：ブルース・A・ブロック
撮影：マイケル・ボールハウス、ASC
美術：ジョン・ハットマン
編集：ジョン・ハットシング、A.C.E.
音楽：ハンス・ジマー
衣裳：スーザン・マッケイブ

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　平日なのに、以外なほど女性の観客が多かったです。
　2本とはいえ、両方ともかなりな長編大作で見応えはありました。木曜日は1000円均一です。
　またまた映画が見逃せなくなりそうです。

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